天才ゲーマー水野の日常

タイトル通りの男。ポケモンを中心としたゲーム関連の記事、日常で感じたこと、好きなものなどを気まぐれに書き記していきます。※無断転載はご遠慮くださいませ。

水野のライブレポ「Juice=Juice 日本武道館公演」感想

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2015年5月2日、中野サンプラザで行われたコンサートにて、2016年秋に日本武道館公演を開催することを目標に、220公演を行うことが宣言されました。

それから1年半。苦楽を乗り越え、遂にこの日がやってきました。


Juice=Juice LIVE MISSION FINAL at 日本武道館





LIVE MISSION FINAL at 日本武道館

当日のステージには中央に階段があり、その両サイドにモニターが設置されていました。

開演のアナウンスがなされ、モニターには舞台裏でスタンバイしているメンバーの様子が生中継。
メンバーがステージに続くと思われる階段を登りきると、ステージは巨大な幕に覆われ、次々と浮かび上がる縁取りされたメンバーのシルエット。そこに鳴り響く、激しいイントロ。オープニングは『選ばれし私達』が飾りました。

『選ばれし私達』は先にライブなどで披露され、後に1stアルバム『First Squeeze!』に収録された一曲。武道館を埋め尽くすファンからの「負けないわ」コールも非常に力強いもので、一気に熱気が高まります。

その熱気を引き継ぎ、2曲目は『カラダだけが大人になったんじゃない』。そして『ロマンスの途中』、『CHOICE & CHANCE』と続きます。『ロマンスの途中』ではサイドステージにまでメンバーが散らばり、私は1階席で距離が近かったので、眼福にあずかりました。


ここで最初のMCを挟み、『イジワルしないで 抱きしめてよ』、『愛のダイビング』とJuice=Juiceきってのクールな曲を続けて披露。熱気は一旦落ち着き、武道館がムーディーに。

次に『未来へ さあ走り出せ』が披露された後にメンバーはステージから掃けて、モニターには「LIVE MISSION 220ツアー」のダイジェスト映像。これまでの思い出がよみがえります。

その余韻を残したまま始まる『Dream Road~心が踊り出してる~』。これまでの努力が集約されているようで、心に響く、泣きそう。
次は『Goal~明日はあっちだよ~』。新曲です。青春曲というべきか、爽やかな曲でした。
そして『生まれたてのBaby Love』を披露し、続けてダンスコーナーへと突入。この間で武道館の穏やかな雰囲気がガラッと変わり、歌とダンスの両方でファンを魅了。

ダンスコーナーの後は、ドラマ『武道館』の2曲を披露。劇中では成し得なかった5人での武道館が達成された瞬間です。ハカセも喜ぶことでしょう。

次の『愛・愛・傘』ではメンバーカラーの花柄ワンピースをまとい、傘を持ってのパフォーマンス。スマイレージの曲を思い出しました。
『チクタク 私の旬』、『初めてを経験中』ではステージ上に、それぞれベンチとブランコを設置され、宮本さんと植村さんが一緒にいるのを見ながら「ちょっと腹が立って」と歌う宮崎さんなど、お馴染みのやり取りが楽しめました。

ここで、本日2度目のMC。高木さんのダンスコーナーでのキメポーズがセクシーだったということで、そこだけもう一度やらされることに。

そして武道館公演はいよいよラストスパートに突入!

『明日やろうはバカやろう』、『GIRLS BE AMBITIOUS』、『伊達じゃないよ うちの人生は』とこれでもかという程に乗せていきます。
続いて情熱的な1曲の『裸の裸の裸のKISS』、Juice=Juiceの初めての曲である『私が言う前に抱きしめなきゃね』を歌い上げ、『Magic of Love』、『KEEP ON 上昇志向!!』で武道館を天井知らずに盛り上げて、本編は終了となりました。


アンコール~終演まで

メンバーが去ると、武道館に鳴り響く「ジュースもう一杯!」コール。それに応じてメンバーが再登場し、『五月雨美女がさ乱れる』を披露。

続くMCで、一人ずつ本日の感想。涙ながらに語られる場面もあり、こちらまで涙腺を刺激されてしまいます。内容については後ほど、メンバー短評にて。

そして披露された、『続いていくSTORY』。本当に泣きそうでした。でもこらえました。

メンバーが退場すると、すぐに「ジュース」コールが始まり、ダブルアンコールへ。本当に最後の曲は、『Wonderful World』。客席の照明が点いて会場が明るくなり、観客とメンバーの大合唱。何よりも幸せな一体感です。

曲が終わると5人全員、マイクを通さずに「ありがとうございました!」と伝え、3時間近くにも及ぶ公演は幕を下ろしました。


メンバー短評

・宮崎 由加

220ツアーを振り返り、「心配かけたくないのに、心配の声をもらうのが正直つらかった」と涙したのはこの人。しかしその涙も、Juice=Juiceとして、リーダーとして、熱い気持ちを秘めているからこそ。可愛くて、頼もしいリーダーです。


・金澤 朋子

病気の件で「みなさんに迷惑をかけて、グループにいていいのかなとか、活動を続けることができないんじゃないかって思ったこともあった」と語るも、改めてメンバー、スタッフ、ファンへ感謝の言葉。この日のパフォーマンスは、何よりも力強かったです。


・高木 紗友希

この日もハロプロでも随一の歌唱力を遺憾なく発揮。また、MCでもいじられて、という形でありながらも目立ち、全方位で活躍。最後には、これまで関わった全ての人への感謝を叫んでいました。そして余談ですが、武道館には憧れのコブクロからの花も届いていた模様。


・宮本 佳林

小学生の頃からハロプロエッグとなり、誰よりもプロ意識が強い彼女。ラストMCでは涙をこらえながら武道館公演を迎えることの不安、ファンへの想いを語り、そしてこれからのパフォーマンスに関しての決意表明。長時間に及ぶ今般の公演でもアイドルオーラを絶やさない様は、まさしく「プロ」でした。


・植村 あかり

「220ツアーを通して成長した姿を見せられたら、と思っていました」と語っていましたが、ふとした時の表情が本当に美しかったです。しかし、そんな姿とは一転「すごく、すごく、すごく、すごーく、楽しかった」と話す場面は可愛さに溢れていて、色んな魅力を楽しめました。


総評

武道館へ向けての220公演ツアーは、決して平坦なものではありませんでした。初の海外公演を開催し、初の連続ドラマの主演を飾りましたが、金澤さんの病気や宮崎さんの怪我もあり、ライブに3人しか出られないことも。

しかし本公演内で流れた、220公演ツアーのダイジェスト映像の中にはポジティブな場面ばかりではなく、そんな3人だけのライブの映像もあり、今までの全てを含めてのJuice=Juiceなんだ、というメッセージなのだと思います。

初の大舞台で、しかもずっと目標にしていたステージでパフォーマンスをする5人の姿は、とても素晴らしかったです。それはもう、公演中に振り返っているにも関わらず、それでもここに至るまでの背景すらも忘れてしまう程に。

特に、中盤では11曲を連続で披露したり、広いステージを走ったりしているにも関わらず、終始パフォーマンスが乱れていなかったのはさすがというべきか。これも、220ツアーの賜物と言えるでしょう。

来年の6月には℃-uteの解散や嗣永さんの卒業を控えて、大きな転機を迎えているハロプロですが、Juice=Juiceがいるなら未来は明るいと、そう予感させるステージでした。

最後のMCで、宮崎さんはこんなことも言っていました。

「もっともっと大きな夢や、小さな夢をかなえる瞬間をみなさんと一緒に過ごしていきたいです!」

去年から目標としていた武道館に辿り着いて、一つのゴールを迎えた訳です。
しかしここからまた、新たなステージの始まりです!

Juice=Juiceのストーリーは続いていきます。


セットリスト


(オープニングアクト)
OA1.独り占め/つばきファクトリー

スタンバイ中継
1.選ばれし私達
2.カラダだけが大人になったんじゃない
3.ロマンスの途中
4.CHOICE & CHANCE
MC
5.イジワルしないで 抱きしめてよ
6.愛のダイビング
7.未来へ、さあ走り出せ
VTR:LIVE MISSION 220の軌跡
8.Dream Road~心が踊り出してる~
9.Goal~明日はあっちだよ~l
10.生まれたてのBaby Love
ダンスコーナー
11.Next is you!
12.大人の事情
13.愛・愛・傘
14.チクタク 私の旬
15.初めてを経験中
MC:ダンスコーナーでのキメポーズをやらされる紗由希
16.明日やろうはバカやろう
17.GIRLS BE AMBITIOUS
18.伊達じゃないよ うちの人生は
19.裸の裸の裸のKISS
20.私が言う前に抱きしめなきゃね
21.Magic of Love
22.KEEP ON 上昇志向!!
アンコール
記念写真スライドショー
EN1.五月雨美女がさ乱れる
MC
EN2.続いていくSTORY
ダブルアンコール
MC
DE1.Wonderful World

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